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青山イーグルス(東京都港区 少年野球チーム)00202
港南メッツ15107
春季大会2戦目、港南メッツとの試合でした。

港南メッツの皆様、ありがとうございます。

春季大会2戦目は桜が満開の、心地よい陽気の中で行われました。

結果は負けでした。しかし、6点の自動交代はなく、各回スリーアウトをしっかりとった形でしたので、引き締まった試合を作れたと言えると思います。

(最終回は時間制限で途中試合終了)

 

特に守備は驚くべき向上を見せてくれました。内野ゴロをしっかりキャッチして、焦らず一塁へ送球、一塁手も確実に捕球&触塁してアウト。そんなシーンが幾度となく見られました。中には難しいゴロもありましたが、華麗なフィールディングでアウトにするという今までにないファインプレーにワクワクしました。守備は日ごろの練習の成果が確実に出ています。

 

一方、攻撃ではバットが前回の試合よりも湿っていました。青山イーグルスの一番の課題はバッティングだなと改めて感じました。ほとんどの選手がバットをコントロールできておらず、自分の狙ったスポットにバットを出せていないようでした。つまり、バットに負けているスイングになっていました。確かに相手ピッチャーは良い球を投げていましたが、そもそも自分のバットに負けていては何も始まりません。今更ながら、素振り不足が明らかになりました。

 

そんな中、レフトを守った1年生の選手は、小柄ながら力強いスイングができていて、相手ピッチャーの球威あるボールに負けていませんでした。振り遅れずにファールで粘った姿は今日のMIPと言っても過言ではありません。主力メンバーも見習ってほしいです。

 

相手チームはしっかりバットを振れていました。前に飛ばす(フェアゾーンに飛ばす)だけでなく、巧くミートして外野まで飛ばしていました。バットを振り慣れているな、普段から素振りをしているんだなと感じられました。

 

練習の時だけバットを振っていても、なかなか自分のスイングができるようにはなりません。これは野球だけに限りませんが、日頃の陰の努力が人を成長へと導いてくれます。

青山イーグルスは試合を踏むごとに進化していると感じます。だからこそ、その勢いを止めないためにも、今こそ自主的に、できる範囲でいいから、家でもスイングの練習をすべきだと感じます。バットを振り回さなくてもできる練習はあるので。そうすれば、チーム力はグッと向上します。

 

さて、今日センターを守った3年生の選手は、普段の練習では控えめなのですが、輝きを放っていました。フォアボールを選び出塁、そこから積極的な走塁で3塁まで進み、内野ゴロの間に一気に本塁へ生還したのです。ベンチに戻ってきてホッとしたのか、感極まってお母さんに抱きついていました。その微笑ましい姿にベンチのムードも温かくなりました。

試合前には嬉しそうな表情で、スパイクを新調してもらったんだと見せてくれました。早速そのスパイクで好走塁を見せてくれたので、活躍してやるぞという強い思いもあったのかもしれません。この調子で前進して欲しいです。

 

尚、主力メンバーの一人で、今大会の直前に肩を怪我してしまい、試合に出られない3年生の選手がいるのですが、今日もベンチ入りして、コーチャーや応援などサポートしてくれました。この選手はバッティングが得意なので、なかなか打てない打線を歯痒く見ていたに違いありません。彼のためにも次戦は更なるいい試合をしたいところです。

 

勝利までもう一歩のところまできています。

次の試合ではぜひ『桜咲く』を見たいです。

Go Eagles! Grab the Victory!

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